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エアコン買いました [省エネ機器]

さて、この夏の初めに我が家では夏の暑さに備えて、エアコンを買いました。

ずっと以前にも書いたとおり、私はエアコンが嫌いです。
夏になると、あちこちでエアコンの冷気により寒い思いをして辛いからです。
とは言え、今日の東京でエアコンをまったくつけない夏を過ごすというのも
これまた辛いのも事実です。
特に私よりも家で過ごす時間の長い妻は、特に辛い思いをしていました。

現在の家に住んで3年目の夏になりますが、初年度はエアコンなしで過ごしました。
2年目はさすがに辛いということで、避難場所として6畳の和室に2.5kWのエアコンをつけました。
3年目の今年は居間にもエアコンをつけようということになり、ちょっとパワフルな3.6kWタイプを
買うことにしました。

昨年エアコンを買う時には、木造住宅6畳用で余裕を持って、ということで2.5kWタイプにしましたが、
これは実際の我が家の諸条件を考えると、余裕過ぎるくらいだったようです。
また、昨年も今年も、当然ながら成績係数(COP)のできるだけ高いものを選びました。
昨年買ったエアコンは2500Wの冷房出力を得るのに400Wの消費電力なのでCOP=6.25です。
400Wの消費電力というと、コタツとかの消費電力と同じ程度でしょうか。
決して少ないとは言えませんが、古い人間(?)の私にはエアコンの消費電力は1kWを超えるのが
当たり前、という感覚が残っていて、それを考えるとずいぶん少ない消費電力です。

我が家の場合、エアコンを使うといっても、常時つけっぱなしではなく、よくよく我慢できない時に
28℃程度まで冷やすのに使って、しばらくすると消してしまう、という抑制的な使い方をしています。
昨年の夏の消費電力量は、一昨年に比べて増えてはいるのですが、目立った増え方にはなっていません。
そのような状況を見極めた上で、今年2代目のエアコンをということにしたわけです。

買うにあたって、まず冷房能力をどのくらいにするのかを検討しました。
居間はキッチンや階段と一体となった空間で、全部で16畳分程度の広さがあります。
この広さに見合ったエアコンの能力を店頭やメーカーのサイトで調べると、
我が家のような木造住宅の場合、5.0kW程度の能力が必要と出ています。

しかし、このクラスになると効率も落ちるために消費電力は1kWを超えてしまいます。
電源も単相200Vや三相200Vとなり、我が家のコンセントでは工事が必要です。

果たして本当に5kWもの出力が必要なのか、もう少し調べてみました。
その際、利用したのがエアコントラブル相談室というサイトのルームエアコン最適能力チェックです。
このページは部屋の広さのほかに、窓の向きや大きさ、断熱の程度などによって、
どのくらいのエアコンの能力が必要かを簡単に診断してくれるものです。

やってみると、我が家の居間の場合、3.6kWクラスで大丈夫という結果が出ました。
台所のコンロの熱が加わると4.0kWが必要と出ましたが、考えた末に3.6kWでいくことにしました。

我が家の場合、夏の直射日光を防ぐために長めの庇をつけたり緑のカーテンを作ったりしていること、
家の中に熱源となる家電製品が少なく、電球型蛍光灯のように発熱の少ないタイプを選んだり、
スイッチつきタップで主電源を切ることが多いなど、省エネの工夫により熱負荷が小さいことが
考えられたからです。

あまり低い温度まで冷やさないことも、熱負荷を小さくする役に立ちます。
外気温との温度差が大きくなるほど、外から流れ込む熱量が増えるからです。
そういう点からも、熱負荷は小さめでいいと考えました。

ということで、3.6kWタイプの中で、成績係数(COP)や平均エネルギー消費効率(APF)の数値の
高い製品を選んで購入しました。購入したのは冷房のCOPが5、冷暖房のAPFが6の製品です。
もっとも我が家の場合、暖房に使う予定はないのでAPFはあまり参考になりません。

冷房時の消費電力は700W強です。
昔に比べて効率のいいエアコンですが、大消費電力であることには変わりありません。
使い過ぎないように気をつけていきたいと思います。

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