原発再開への動きに怒り
1年ほど更新を怠っていましたが、再開しようかと思っています。
再開するぞ!と力強く言えないのは、本業の多忙もあって
更新するパワーが続くかどうかわからないからです。(^^;
元々、ストップしてしまったのも、同じ理由です。
では、なぜ再開しようと考えたかと言うと、なし崩しに原発を再開させようという
政府や電力会社の姿勢に憤りを感じたからです。
私は事故前から原発はできるだけ減らすべきだと考えていました。
そして将来はなくすべきだと思っていました。
事故が起きてからも、基本の考え方は変わっていません。
即時廃止と考えていないのは、日本のエネルギー構造が原発依存型になっていて
急な転換はさまざまなゆがみをもたらすだろうと考えているからです。
しかしながら、現在の大飯原発再開に向けての動きを見ていると、
これを皮切りにして、すべての原発をなし崩しに元通りに動かそうという意図を感じてしまいます。
電力不足を盛んに訴えていますが、背景にあるのは明らかに経済的な動機です。
電力が足りないから動かすのではなく、電力会社が今後も安定して儲けられるようにするために、
あるいは立地自治体が今後も豊富な交付金などを受け取れるようにするために
動かそうとしているようにしか思えません。
経済的な動機を持つことが悪いとは言いませんが、それよりもっと大切なこと、
人々の暮らしや安全、安心といったものが犠牲になった事実から目を背けて
ただなし崩しに元通りにしようという動きには大きな嫌悪を感じます。
仮に運転を再開するのであれば、原発が必要悪であるという前提で最低限動かす必要のある
数を明らかにし、将来の廃絶に向けての方向性を確実なものとして、その上での再開では
ないでしょうか。
それではこの夏に間に合わない、という人もいるでしょうが、原発が動かないのが前提条件なら、
人や企業はそれに対応して行動するでしょう。
電力が足りなくなるのは、短期的には痛みですが、長期的には社会を筋肉質に変える
はたらきをし、必ずしも悪いことばかりではないのです。
さて、そんな憤りを感じてこの省エネブログも再開しようかと考えていますが、
これまでの個人的な省エネを中心とする話から少し方向性を変えて、
エネルギーをめぐる問題の考え方をストレートに取り上げていこうかと思っています。
私にとって社会とエネルギーの問題は常に中心テーマであり、教育を生業とする私にとって
それを他者に発信していくことが仕事の上でもそれなりの比重を占めています。
影響力は小さいかもしれませんが、このブログも私なりの一つの挑戦です。
再開するぞ!と力強く言えないのは、本業の多忙もあって
更新するパワーが続くかどうかわからないからです。(^^;
元々、ストップしてしまったのも、同じ理由です。
では、なぜ再開しようと考えたかと言うと、なし崩しに原発を再開させようという
政府や電力会社の姿勢に憤りを感じたからです。
私は事故前から原発はできるだけ減らすべきだと考えていました。
そして将来はなくすべきだと思っていました。
事故が起きてからも、基本の考え方は変わっていません。
即時廃止と考えていないのは、日本のエネルギー構造が原発依存型になっていて
急な転換はさまざまなゆがみをもたらすだろうと考えているからです。
しかしながら、現在の大飯原発再開に向けての動きを見ていると、
これを皮切りにして、すべての原発をなし崩しに元通りに動かそうという意図を感じてしまいます。
電力不足を盛んに訴えていますが、背景にあるのは明らかに経済的な動機です。
電力が足りないから動かすのではなく、電力会社が今後も安定して儲けられるようにするために、
あるいは立地自治体が今後も豊富な交付金などを受け取れるようにするために
動かそうとしているようにしか思えません。
経済的な動機を持つことが悪いとは言いませんが、それよりもっと大切なこと、
人々の暮らしや安全、安心といったものが犠牲になった事実から目を背けて
ただなし崩しに元通りにしようという動きには大きな嫌悪を感じます。
仮に運転を再開するのであれば、原発が必要悪であるという前提で最低限動かす必要のある
数を明らかにし、将来の廃絶に向けての方向性を確実なものとして、その上での再開では
ないでしょうか。
それではこの夏に間に合わない、という人もいるでしょうが、原発が動かないのが前提条件なら、
人や企業はそれに対応して行動するでしょう。
電力が足りなくなるのは、短期的には痛みですが、長期的には社会を筋肉質に変える
はたらきをし、必ずしも悪いことばかりではないのです。
さて、そんな憤りを感じてこの省エネブログも再開しようかと考えていますが、
これまでの個人的な省エネを中心とする話から少し方向性を変えて、
エネルギーをめぐる問題の考え方をストレートに取り上げていこうかと思っています。
私にとって社会とエネルギーの問題は常に中心テーマであり、教育を生業とする私にとって
それを他者に発信していくことが仕事の上でもそれなりの比重を占めています。
影響力は小さいかもしれませんが、このブログも私なりの一つの挑戦です。
タグ:原発
2012-06-03 00:55
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